求人票を書く前に、社長の話を聞くことから始めました。
今回、マーケティング会社様から求人票作成のご依頼をいただきました。
すぐに原稿を書き始めたわけではありません。
まずは社長に、会社のこと、仕事のこと、そして「どんな働き方をしてほしいのか」を聞いてみました。
話を聞いていく中で、印象に残った言葉があります。
「うちは、裁量も責任も自由も渡します。好きなようにやって、結果を出してもらえればいいんです」
なるほど。
ここに、この会社らしさがある。
そう感じました。
会社の魅力だけでは、求人票はつくらない
次に調べたのは、採用したいマーケターの方たちの気持ちでした。
どんな仕事がしたいのか。
今の仕事に、どんな不満を感じているのか。
調べていくと、こんな声が見えてきました。
「広告運用の一部分だけではなく、もっと全体に関わりたい」
「自分のアイデアを試してみたい」
「クライアントと直接話したい」
「結果が出るところまで、自分で責任を持って仕事がしたい」
会社は、仕事を任せたい。
求職者は、もっと仕事を任せてもらいたい。
この二つは、つながる。
そこで求人票のコンセプトを、
「仕事の全てを、あなたに任せる会社です。」
としました。
「条件」ではなく、「ここで働く意味」を伝える
求人票には、
「事業会社で、広告運用だけを回している。
でも本当は、もっと全体に関わりたい。
自分のアイデアで、結果まで動かしたい。
そんな想いを持っているマーケターの方へ」
というメッセージを入れました。
「自由です」「裁量があります」と会社の魅力を一方的に伝えるのではなく、
求職者が今感じていることから言葉を組み立てていきました。
そして、完成した求人票をIndeedに掲載。
10日間、実際に運用していただきました。
10日間の結果
クリック数 248件
クリック率 17.69%
応募数 46名
応募率 18.55%
応募単価 約107円
約5,000円の広告費で、46名の応募につながりました。
数字を見たとき、私自身、正直驚きました。
ただ、私がこの事例で一番お伝えしたいのは「46名の応募が来た」ということではありません。
求人票は、書き始める前が大切です。
今回の結果には、職種や勤務条件、在宅勤務という働き方など、さまざまな要因があります。
求人票の文章だけで、この結果が生まれたとは考えていません。
それでも、今回の仕事を通じて改めて感じたことがあります。
求人票を書く前に、
「この会社だから提供できるものは何だろう?」
「求職者が本当に求めているものは何だろう?」
この二つを考える。
会社が伝えたいことだけを書くのではなく、求職者が知りたいことだけを書くのでもない。
その二つが重なるところを探して、言葉にする。 私は、そこから求人票づくりを始めています。


ご相談はこちら
気になった方はお気軽にお問い合わせ下さい